重度障害者支援加算

重度障害者の区分の程度、必要な研修、取得単位数、加算ⅠとⅡの違いを確認してみましょう。

重度障害者支援加算とはどのような加算ですか?

重度障害者支援加算とは、重度障害者に対して基準以上にの人員を配置し、一定の研修を受けた職員による質の高い支援を評価するものです。

重度障害者支援加算Ⅰ

算定対象者

重度障害者(重度障害者等包括支援の対象となる者※)
※障害支援区分6、かつ、行動関連項目合計点数が10点以上の者。受給者証を確認すること。

算定要件

以下の1~4のすべてを満たすことが必要
1 生活支援員について、基準上必要な員数に加え、適切な支援を行える数を加配
2 サービス管理責任者または生活支援員のうち1名以上が、以下の研修のいずれかを修了していること。
① 強度行動障害者支援者養成研修(実践)
② 喀痰吸引等研修(第1号または第2号)
③ 行動援護従事者養成研修
3 生活支援員のうち20%以上が、以下の研修のいずれかを修了していること。
① 強度行動障害支援者養成研修(基礎)
② 喀痰吸引等研修(第1号、第2号、第3号のいずれか)修了者であること。
③ 重度訪問介護従業者養成研修行動障害支援課程
4 行動障害を有する者がいる場合等に支援計画シート等の作成

取得単位数

360単位/日

届出

必要

初期加算

上記加算の算定を開始した日から起算して180日以内の期間については、更に500単位/日を追加。
届出は不要。

重度障害者支援加算Ⅱ

算定対象者

強度行動障害者※
※障害支援区分4以上、かつ、行動関連項目合計点数が10点以上の者。受給者証を確認すること。

算定要件

以下の1~4のすべてを満たすことが必要
1 生活支援員について、基準上必要な員数に加え、適切な支援を行える数を加配
2 サービス管理責任者または生活支援員のうち1名以上が、以下の研修のいずれかを修了していること。
① 強度行動障害者支援者養成研修(実践)
② 行動援護従事者養成研修
3 生活支援員のうち20%以上が、以下の研修のいずれかを修了していること。
① 強度行動障害支援者養成研修(基礎)
② 重度訪問介護従業者養成研修行動障害支援課程
4 行動障害を有する者がいる場合等に支援計画シート等の作成

取得単位数

180単位/日

届出

必要

初期加算

上記加算の算定を開始した日から起算して180日以内の期間については、更に400単位/日を追加。
届出は不要。